ドローンスクール費用の金額は何で決まる?費用の内訳を解説!

公開日:2024/06/15  

費用内訳

ドローンは、空撮や測量、農薬散布などさまざまな活用方法があるため、ドローンスクールで資格取得を目指す方は多いでしょう。ですが、ドローンスクールにかかる費用はどのくらいなのでしょうか。そこで今回は、ドローンスクールの受講費用や費用の内訳、助成金について解説します。

受講費用は平均10〜30万円前後

受講費用は資格の認定団体によって違うため平均10~30万円前後と幅広いです。ここでは、各資格の受講費用について解説します。

JUIDA「無人航空機操縦技能証明」

無人航空機操縦技能証明は、一般社団法人日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が認定している資格です。この資格を取得すると、ドローンを安全に飛行できる知識と操縦技術を持っているという証明になります。

無人航空機操縦技能証明をするための受講費用の相場は、15~20万円と幅広いです。これは、スクールによって特色があるためで、スクールを選ぶ際は費用や受講内容など複数のスクールを比較検討して選ぶとよいでしょう。

無人航空機操縦技能証明は、ドローン関連の資格の中でもとくに取得者の多い資格です。また、JUIDAでは、無人航空機操縦技能証明の上位資格にあたる無人航空機安全運行管理者も認定しています。

無人航空機安全運行管理者は、リスクマネジメントに関する知識や飛行業務を安全に管理できると証明できる資格です。無人航空機操縦技能証明を取得していれば、プラス2~5万円で取得できます。

DPA「ドローン操縦士回転翼3級」

ドローン操縦士回転翼3級は、一般社団法人ドローン操縦士協会(DPA)が認定している資格です。この資格を取得すると、小型無人航空機を安全に飛行させるために必要な基礎知識や操縦技能があるという証明になります。

ドローン操縦士回転翼3級を取得するための受講費用は約20万円です。3級とありますが、2級や1級はありません。この資格を取得する最大のメリットは、国土交通省からの飛行許可の承認を得やすくなるということです。

ドローンの飛行は、改正航空法によって飛行エリアが制限されていて、制限された範囲を超えて飛行させる場合は、飛行申請書の提出が必要です。しかし、ドローン操縦士回転翼3級の資格を添付することで、提出書類を省略できるようになります。

DJI「DJI CAMPスペシャリスト」

DJI CAMPスペシャリストとは、DJI製の無人航空機の正しい知識や操縦技能を習得していると証明する資格です。取得するための受講費用は5~10万円です。

この資格はUTCが管理していますが、UTCは国内シェアナンバーワンのドローンメーカーであるDJIが設立した団体になります。この資格は、10時間以上の飛行操縦経験がなければ受講できないので注意が必要です。

DPCA「DRONEフライトオペレーター」

DRONEフライトオペレーターは、一般社団法人ドローン撮影クリエーターズ協会(DPCA)が認定している資格です。この資格を取得すると、国土交通省への飛行申請書を簡略化できる操縦技能証明証が発行されます

資格取得するには、BASICコース5万5,000円(税込)とADVANCEDコース9万9,000円(税込)の2種類のコースがあります。DRONEフライトオペレーターを取得する注意点は、コースの受講だけでは操縦時間が10時間を超えないという点です。

国土交通省の認定資格を取得するには、10時間以上の操縦経験が必要なため、コース修了後自主練習をして10時間以上の操縦経験を証明しなければなりません。

ドローンスクールの費用は大きくわけて4種類

ドローンスクールの費用の内訳は大きく分けて上記のコース受講料を含め4種類あります。ここでは、コース受講料以外の費用を解説します。

資格申請費用

資格取得コースでは、コースの受講料とは別に資格申請費用がかかります。費用は1~2万円程度が相場です。また、資格のほとんどは有効期限が設定されていて、資格の更新をする際は再度申請費用が必要になるものもあります。また、スクールによっては、資格申請費用がコース料金に含まれていることもあるので確認してみましょう。

出張費用

講師に自分の練習場所に足を運んでもらって講習を受ける際に必要となる費用です。スクールによってかかる費用は異なり、交通費や宿泊費の実費のみというところもあれば、出張費用として数万円かかかることもあります

交通費・宿泊費

スクールに通うための交通費や、自宅から通うのが難しい場合は宿泊費が必要です。短期集中コースや合宿型コースの場合は、コース料金に宿泊費が含まれていることもあるので確認してみましょう。

助成金の利用で大幅にかかる費用を削減できる

ドローンスクールの受講料は、「人材開発支援助成金」という助成金を利用することで、費用を大幅に削減できます。人材開発支援助成金は、厚生労働省で実施している助成金で、人材の育成を目的としているものです。

事業所向けの助成金になるため、個人での利用はできませんが、最大で受講費用の6割の助成金を受けられます。雇用保険加入事業所であれば、従業員のスキルアップに利用できるので活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ドローンスクールの受講費用は、平均10~30万円前後です。受講費用は、資格の認定団体によって違うため費用に幅があります。取得できる主な資格は、無人航空機操縦技能証明、ドローン操縦士回転翼3級、DJI CAMPスペシャリスト、DRONEフライトオペレーターなどです。受講費用の内訳は大きくわけて、受講費用のほかに、資格申請費用、出張費用、交通費・宿泊費の4種類です。また、人材開発助成金という助成金を利用すると、費用を大幅に削減できます。

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