ドローンスクールは必要?受講するメリット・デメリット

公開日:2023/09/15 最終更新日:2023/09/26


ドローンスクールは、ドローンに関する基礎的な知識や操縦スキルを網羅的に学べる場所です。そのため、今後ドローンの操縦士として活躍したい人は、独学よりもドローンスクールを利用した方が効率的だといえます。この記事では、ドローンスクールに通うメリットとデメリット、スクールを選ぶ際のポイントなどについて解説します。

ドローンスクールに通うメリット

まずは、ドローンスクールに通うメリットを3つ紹介します。

ドローンについての基礎知識が学べ、操縦をプロの操縦士に指導してもらえる

1つめは、ドローンについての基礎知識を学ぶことができ、操縦をプロの講師から直接教えてもらえることです。ドローンは便利なものですが、安全に使用するには、操縦方法に加えて飛行の原理や気象条件によって受ける影響、法律による規制など、幅広い知識が必要になります。

そのため、独学でそれらの知識を身につけるのは大変でしょう。しかし、スクールに通えば、ドローンの操縦にあたって求められる基礎知識を短期間で網羅的に学べます。さらに、操縦はプロの操縦士から直接指導してもらえるため、安全性が高くて応用のきく操縦スキルを習得できます。

民間の資格が取れる

2つめは、座学と実技の試験に合格することで、一定レベルの知識や操縦スキルなどを身につけたことを客観的に証明できる民間資格が取れるスクールが多いことです。近年、ドローンはさまざまな分野で活用されています。

一方で、ドローンの操縦士は人気の職業です。そこで、資格を保有していれば、雇用側も採用しやすいためドローンの操縦士としての仕事を探すうえで有利になるでしょう。また、資格を持っていれば、航空法飛行禁止区域における飛行許可がおりやすくなるというメリットもあります。

卒業後もサポートしてもらえることが多い

3つめは、スクールを卒業した後もさまざまなサポートを提供しているスクールが多いことです。

具体的なサポート内容としては、練習サポート、メンテナンスサポート、関連会社からの仕事の案件紹介、卒業生同士のコミュニティへの参加などがあげられます。卒業後も仲間と気軽に情報交換し、継続的にスクールの講習などを受けられれば、知識や操縦スキルをさらに伸ばしていくことが可能です。

ドローンスクールに通うデメリット

ここからは、ドローンスクールに通うデメリットを2つ紹介します。

授業料がやや高額である

1つめは、授業料がやや高額になることです。具体的な授業料はスクールや選択したコースによって異なりますが、一般的には2、3日間の受講期間で約10万円から20万円程度かかるのが相場だといえます。さらに、国家資格を取得できる場合には、30万円前後かかることもあります。

基礎レベルしか学べない

2つめは、一般的にスクールで身につけられる知識や操縦スキルは基礎レベルであることです。そのため、ドローンの操縦士として仕事を得て活躍するには、スクール卒業後もドローンに関する学習を継続していくことや、操縦スキルを向上させるための練習が必要になります。

ドローンスクールを選ぶ際のポイント

最後に、これまで紹介してきたドローンスクールに通うメリットやデメリットをふまえながら、実際にドローンスクールを選ぶ際のポイントを解説します。

受講時間

1つめは、適切な受講時間が確保されているかどうかです。ドローンの操縦士として働く際は、国土交通省から飛行許可をもらうことが必須です。そして、その飛行許可を取るには、10時間以上の飛行経験が求められます。そのため、スクールやコースの受講時間は事前に必ず確認しておきましょう。

スクールの設備や機材は充実しているか

2つめは、スクールの設備や機材が充実しているかどうかです。具体的には、室内の練習所があるかとドローンの貸し出しがあるかをチェックすることをおすすめします。なぜなら、室内の練習所がなければ天候によっては操縦の練習をすることができず、ドローンの貸し出しがなければ、追加で料金がかかる可能性があるからです。

コース内容と料金

3つめは、コース内容と料金を確認して自分の学びたいレベルをもとに検討することです。先述しましたが、スクールの料金は約10万円~30万円と幅広く設定されています。また、受講期間のわりにはやや高額なので、できるだけ費用を抑えたい人もいるでしょう。

しかし、安いコースだと高度なスキルまでは学べないこともあります。今後、専門分野での仕事を希望する人は、追加料金を払ってでも業務利用に特化したコースを選ぶ方がよいかもしれません。大切なのは、各コースの内容と料金を比較したうえで自分にとって最適なものを選ぶことです。

講師のレベルや人数

4つめは、講師のレベルや人数を確認することです。具体的には、講師の実績や現在活躍している分野を確認することと、講師と生徒の人数比を確認することがポイントです。講師が活躍している事業分野とあなたが目指している分野が同じなら、教え方が分かりやすく質問などにも適切に答えてもらえるでしょう。また、1人の講師につき生徒が4人以下であれば、講師が個々の生徒にさける時間も十分に確保できるはずです。

卒業後のサポートの有無

5つめは、卒業後のサポートの有無です。スクールで学べるのはあくまでも基礎です。そのため、卒業後に操縦士としてやっていくには、学びを継続し操縦スキルを磨き続けることが必要です。スクール側に卒業後のサポート体制が整っていれば、生徒にとって強力なバックアップとなるでしょう。

まとめ

近年、ドローンの操縦士は人気の職業ですが、実務にはさまざまな知識やスキルが求められます。また、ドローンの操縦士として仕事を得るためには、自分の持っている知識やスキルを客観的に証明できる資格を持っておくと有利です。

そこで、ドローンスクールに通えば、ドローンのことを効率的に学べるうえに資格を取得することも可能です。しかし、一方で費用がやや高額であるなどのデメリットもあります。この記事では、ドローンスクールに通うメリットとデメリット、スクールを選ぶ際のポイントなどについて解説しました。ぜひ、記事を参考に自分に合うスクールを探してみてください。

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